足音

 3つ前の記事が青森のことだったので、流石に書こうと思い立って書き出した。夏の影が近づいて来た時はすごくわくわくしてたけど、いざ夏がやってくると暑くてたまりません。毎年こんなに暑かったか、と思っている。日記をどんな気持ちで書いていたのか全く思い出せないから、とりあえず近況でも書く。

 

 金曜5限と土曜の授業をやすんで、実家に帰った。休んだのは両親には内緒だ。帰りたくなったのは突然来た夏にたえられなくなってしまったからかもしれない。バイトも授業もない二連休は久々だったし、実家に帰ったから夏休みみたいだった。実家暮らしのひとがうらやましくなるときと、一人暮らしじゃないと無理だと思う時がある。かえるいえが二つあると、心の余裕がすこしふえるかも、とも少し思う。電車内で夏を思い出す本を読んだ。

 夕食のリクエストをして、「プラムとさくらんぼがあるよー!」という返信をもらう。それだけで実家って最高・・・と思う。家に帰って、母のご飯を食べて、お酒を飲んで、お腹がいっぱいになりながら、1年前には私の部屋だった場所で電気についたシールを見ながら眠った。

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 土曜日は朝から同市にある美術館に行った。時間がなかったから、庭だけ見たけどとっても広かった、東京ドーム何個分って数えられるんじゃないかと思った。ガチョウとか、白鳥とか、紫陽花とか、蓮とか、ホトトギスとか、セミとか、カエルとか、いっぱいいた。いっぱい写真を撮れた。お昼にはそうめんを食べて、おなかがいっぱいになったからお昼寝をした。窓から入る風が気持ちよかった。ひまだったからクッキーをやいたりして、夜は家族全員で父の日のプレゼントがわりに集合した。なんでもないような話をたくさんしたけど、楽しかった。わたしはもう今年で23だけど、いつまでも末っ子で入れるから嬉しい。終始お腹いっぱい。お土産にきんつばをもらった。

 日曜日は柴又に行った。もう何度目かわからないくらいの柴又だけど、いつものように帝釈天に行って、とらやでご飯を食べて、寅さん記念館に行って、江戸川の河川敷でやすんだ。父のことが恋しくなった時は、『男はつらいよ』を見るのが常だ。父ってたまに、寅さんのことを真似することがあるな、と思う。帝釈天で写真を撮ったのだけど、岩瀬のライカとわたしのコンタックスで色味が全然違ったので載せておきます。1枚目がライカ、2枚目がコンタックス。そのあとは東京駅でフィルムを現像に出して、夏の旅行の会議をした。

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 今日は早起きをして、洗濯物を干して、学校に行った。月曜は小説の授業が2つ。本キャンと文キャン。本キャンより文キャンの方が暑い気がする。はやくアリーナ?の木が生い茂って欲しい。苔とかも生えてドダイトスみたいになればいいのに、と思う。

 某教授の授業が2週間ぶりにあった。わたしは文ジャの教授たちをある種信頼していたみたいで、結構悲しくなってしまったんだけど、ようやくちゃんと怒る感情が湧いて来たところだ。のこった教授たちは大変だと思う。どこかのゼミには所属したいから考えている。

 

 です。家に着いたらまた昼寝をしてしまった。実家からお米が送られて来て、一緒に入っているツナとか、お菓子をみて、もう実家に帰りたくなる。いい具合にあの家には私の部屋がなくなってしまったから、逆によかったな、と思った。あと1ヶ月、夏休みまでレポート地獄だけどどうにか乗り切って頑張ります。岸田繁の声に涙が出そうだ。夏バテには気をつけましょう、クーラーは我慢するもんじゃない、と言い訳を残しておきます。